ビオディナミなワインたち
公開日:
:
2017/07/06
フランスの旅
電車の待ち時間など、思い立ったらスマホで書いてるようなブログなので、日にちは前後していますが、パリに一泊した翌日はTGVに乗ってアルザスへ向かいました。
到着したのは、アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerです。当主のクリスチャン・ビネールさんにはディオニーの前田さんから連絡を入れてもらっていたのでかなりスムーズでした。
ビネールさんは先代から無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用していないワイン造りをされています。いまでこそ無農薬のスタイルが注目されていますが、やり始めた頃は化学肥料が当たり前の時代。おそらく周囲からは変人扱いされたことでしょう。奇跡のりんごの木村さんが浮かびますが、恐らく木村さんがご苦労されたように、ビネールさんも辛い時代があったことが安易に想像できます。
Cave内を案内され、色々と説明を受けましたが、正直難しいことは分かりませんでした。ワインを仕事にしているわけでもなく、ただ個人的に嗜む程度なので液体が好みかどうか、ただそれだけなのです。しかし、造り手と話し、環境を知るとそれだけじゃない感情が生まれます。
本日、7/5東京の某所でイベントがありました。私が扱っている牛や豚を使って宮川先生と村田シェフが料理するというもの。ワインはオルヴォーの田中さんにお願いしたのですが、嬉しいことにビネールさんのワインを用意してくれたのです。造り手と一度でもお会いすると、おいしさのレベルが違いますね。
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