*

誠実な生産者が育てた肉を選びたい

公開日: : 2018/01/26 ジビーフ(完全放牧野生牛)

某ライターさんから「新保さんは生産者になにを求めていますか?」と聞かれたのですが、「誠実」しかないです。良い牛を作ることも大事ですが、やっぱり誠実な人が育てた牛を扱いたいです。逆に良い牛を作る人はたくさんいます。近江牛なんかサシを入れる技術なんて日本でもトップレベルです。だから選ぶのは肉じゃなく人なんです。ある雑誌の編集長と「悪い奴は顔にでてるよね」って話で盛り上がったことがありますが、人相(顔相)は日々の積み重ねですからね。

いまのところ一か月に一頭しか出荷できないジビーフですが、どこで食べられますか?とよく聞かれます。肉は日々変化していきます。状態を見ながら送り先を考えていますが、誠実な生産者が育てた牛の肉は誠実なシェフに届けたい。僕は問屋じゃなから見極めと手当てが重要だと考えています。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

イヌイットから連想する完全放牧野生牛

つい10日ほど前ですよ、、、この光景。 なんの足跡かな?、、、ウサギとキツネかな。とにかく

記事を読む

ジビーフ種牛タッキー×メツゲライクスダ

経産牛は価値がないから本来なら捨てられてた運命、とか言う人いますが、それはひと昔前の話。捨て

記事を読む

野草と牛肉

牛肉ではなく草としての捉え方。 「草喰なかひがし」で食べるジビーフは、牛肉というより野草を感じる。

記事を読む

ジビーフ『しい奈』は子育て放棄のお母ちゃん。51頭で暮らすジビーフの世界もいろんなドラマがあって人間さながらの牛模様

ジビーフに関わって来月で3年になりますが(→)、今月30日に入荷予定の『しい奈』で12頭目に

記事を読む

牛肉の常識を覆す、銀座レカン総料理長 高良シェフの挑戦

銀座レカンの高良シェフとは休業中の2年間で数えきれないほどご一緒させていただきました。ジビー

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930