食べ手について
公開日:
:
2018/12/09
雑記

生産者がいて料理人がいて食べ手がいる。まぁそうなんですが、フードロスについて調べていたら、やたらと食べ手という言葉がでてくる。作り手と食べ手をつなぐとか、食べ手の想いとかね。僕は食べ手という言葉に想いや温かさがどうしてもリンクしない。顔のない人がパクパク感情もなく食事している姿しか想像できない。牛や野菜を育てる人も流通させる人も料理する人も、もっと言えば仕事している人はみんななんらかの生産者であり消費者でもあるからレストランに来てくれる人は食べ手ではなくお客様という言い方が好きかな。
こんなことを言ってますが、僕も食べ手と言ってたことがあります。ワインやってる人は生産者のことを造り手と言いますが、その延長線上で食べ手と言うようになったのかなとか、ちょっと分かりませんが、僕も使っていていつからかすごく違和感があって、まぁどうでもいい話かも知れませんが愛農ポーク入荷してきました。

関連記事
-
-
消費のクリエイティビティが育つと食の世界が変わる
きたやま南山主催の「糖質オフグルメ」で大好評だった塩麹でマリネした近江牛ステー
-
-
完全放牧のアンガス牛、まずはサルティンボッカの木村シェフが挑戦
サルティンボッカの木村シェフが作った放牧アンガス牛のチマキ(スネ肉)のローストビーフは、笑っ
-
-
素材をいかにおいしくするかは技術と知識と感謝だと思うのです
熟成庫で60日を超えた経産牛のリブロースです。経産牛は骨が癒着していて関節に包丁が入りにくか
-
-
チャドルバギに見る世界の牛肉事情
2年ぶりのソウルは相変わらず、街も人も食も熱かった。 もちろん朝、昼、晩と、肉づくしは
-
-
和牛はやっぱりすばらしい
国が違えば、牛の品種や育て方が違い、肉の味の個性もさまざまだ。 1泊2日という強行日程


















