スライス肉こそじつは難しく経験だけではどうにもならないこともある
公開日:
:
2019/01/17
コラム

すき焼きやしゃぶしゃぶ用の肉はスライサーで切るんですが、機械が切るから誰が切っても同じかと言えばそうじゃないんです。刃の向き、タイミング、タンクへの肉の乗せ方、手の温度、スピード、もっと言えば空気の含ませ方や並べ方など、技術と感覚が味を左右します。肉と同じように生ハムのスライスも難しい。僕がやってもうまく切れない。コツとか慣れじゃなく、やっぱり感覚だな。センスと言ってしまえば身も蓋もないので、食べる人のことをどれだけ想って考えているか。愛だな愛

関連記事
-
-
生鮮3品の存続は若者が憧れるような職業にならないと
僕が修行していた頃は、店内で枝肉を捌いている光景が普通だった。お客さんと会話しながらリズミカ
-
-
牛肉はなぜアクがでるのか、肉屋的な見解というか僕の見解
中古で買って25年くら経ったかな。肉屋が中古のスラーサーを買う場合、ほぼ100%倒産した同業
-
-
久しぶりに八田さんの枝肉を購入し、懐かしい写真もでてきたり、肉屋の仕事について少しだけ振りかえってみました
写真の断捨離をしていたら2010年2月に八田さんの牛舎を訪ねたときの写真を発見。先日のセリで
-
-
牛肉のおいしさは保存方法が重要
友人からのお誘いで、どうしても連れて行きたいレストランがあるというので夕方の飛行機で沖縄へ。


















