セジールのサービススタッフ年齢無制限で募集中
公開日:
:
2020/01/28
SAISIR
昨年の5月に友人たちとニューヨークへ行ったのが遠いむかしのようです。朝から晩まで食べ歩いた記憶しかありません。どこへ行っても観光しないのでひたすら食べ歩きです。しかし、メモをとらないので、整理しようにもどこへ行ったか思い出せず。写真を見ても日本なら分るのですが異国の地はまったくわからずです。
以下は同行したマッキー牧元さんが5日間で食べ歩いた記録です。一緒に行ったブルックリンのステーキ屋が入っていないので、いったいどれだけ食べ歩いたのか。おそろしや。ちなみに僕はすべてのレストランにご一緒していません。朝から食べて、ランチ前に食べて、ランチは普通に食べて3時のおやつに食べて。ディナーはガッツリステーキ。さらにBarに移動してお酒を。そこでも何かしら食べてましたからね。マッキーさんの凄さを改めて知ることになったのです。まさか胃袋が4つあるわけじゃなし、天職なんでしょうね。
FARO、 Robertas、Mile End、HOMETOWN BAR B QUE、 Court Street Grocers、 abcV、Great NY Noodles利口福、The Little Sweet Cafe、estela、Mari Vanna、Miros、Keens Steakhouse、 エスキーナ、karczma、oxomoc、 per se、 AYA、 Rucola、ilili、St Anselmo、Mcsore、Mishima、 GERTIE、Pings、ピータールーガー、、たぶん何軒か抜けてます。
僕が印象に残っているのがピータールーガーのサービスマンです。カッコよかったなぁ。おそらく70歳は越えていたと思われます。オーダーし終わった後にどこからともなく現れて、「これは頼んだのか」とメニューを指すわけです。いえ、頼んでないですと言うと「ここへ来たならぜったいこれは頼まないと後悔するよ」と。そのときの物腰が柔らかくて、嫌な感じがまったくしないんです。これが日本だったらこうはならない。だいたいが、こういう気の利いたサービスマンが少ない。
日本のレストランで足りないのはあきらかにサービスの質であり教育だと思います。シェフも足りていない、アルバイトでさせ募集しても応募がない現状ですが、気持ちのいいサービス、記憶に残るサービスがおいしい料理には必要不可欠だと思います。
いくらすばらしい料理でもサービスが良くなければ点数は下がりますしね。逆に料理が60点でもサービスが良ければ70点にも80点にもなります。また、あのシェフの料理が食べたいというのはよく聞きますが、またあの方のサービスを受けたいなんて話は聞いたことがありません。
で、ふと思ったのですが、むかしサービスマンとして活躍していた年配の方っていまどうしているんでしょうね。若い人ばかりに目が行きがちですが、年配の方の活躍の場ってまだまだあると思うんです。60歳とか70歳とか経験積んだ方の顔ってそこにいるだけで店が締まると思うんです。
ということで、もしですよ、そういう方がいらっしゃったらセジールで働いてみませんか、という話です。勤務時間は営業時間のみです。ランチ、ディナーともに3時間くらいです。なんなら自由に働いてもらっても構いません。ご興味ある方がいらっしゃいましたら、自薦他薦問いませんのでセジールまでご連絡、もしくは僕に直接お願いします。
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