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八ヶ岳 愛と胃袋にてジビーフタッキーのステーキ弁当限定30食は14日のみ予約販売

公開日: : 2020/04/11 ジビーフ(完全放牧野生牛)

出張もなくなり、自宅と会社(店)の往復のみ。僕は神経質なところもあるので、コンビニさえも行けない。携帯用の除菌スプレー持ち歩いてシュッシュッしまくる毎日です。僕はコロナ関係なく、普段からこんな感じなので苦にはならないのですが、運動しないので体がなまりますね。それと、いろいろと考える時間が多く、ちょこっと賢い風にまとめてみました。

ここしばらく「価値」について考えてるのですが、信用を深掘りするとお金の評価が低くなり、背景とか時間とか健康が高くなります。モノを生産して流通させて買ってもらうというのが一般的な流れですが、BSE以降、僕が目指していたのは、関係するすべての人が生産者であり消費者であるということ。そして、みんなが価値の発信者であるということ。そういう意味ではSNSはすごい広がりを作ってくれました。

ひとたび共通価値のネットワークができると、世に出回っている情報に振り回されることなく、ストレスも少ない。とまぁ、時間がたくさんあるのでこんなことばかり考えていますが、5年前、三軒茶屋に「愛と胃袋」というレストランがありました。3年ぐらい経ったのかな、ようやく認知され始めたときに、移転してしまったのです。

2017年に、山梨県北杜市高根町にある築170年の古民家を改修し、「Terroir 愛と胃袋」として八ヶ岳で再スタートした信作さんと恵海さん。2人が営むレストランは、三軒茶屋のときと同じく、「愛は胃袋をとおってやってくる」素敵なレストラン。食材は地元色が強く、料理からも八ヶ岳の大地を感るものばかり。

なのに、なぜ八ヶ岳とはまったく関係のない北海道のジビーフや岡山のブラウンスイス牛を使うのか。それは、お金の価値で仕事しているわけではなくて、信用と絆の価値で仕事をしているんだと思うのです。それが信作さんと恵海さんの根っこなんでしょうね。僕が知り合った頃と少しも変わっていない2人ですが、これからもずっと同じでしょうね。

さて、そんな愛と胃袋、信作シェフがジビーフタッキーのロースを使ったステーキ弁当を販売するそうです。ジビーフで弁当といえば、昨年、ヴィッセル神戸の西大伍選手とのコラボで作りましたが、すぐ完売しましたもんね。今回も僕のお口には一切れたりとも入りませんが、お近くの方、よろしければぜひとも。

懐かしいなぁ、三茶時代の愛と胃袋で2013/09/20に初めて開催したイベントの模様です。

ここからは愛と胃袋、恵海さんの記事です。

【ジビーフタッキーのステーキ弁当販売】

東京から八ヶ岳への移住の理由を聞かれた時、必ずお話しするのが「ジビーフ」について。

ジビーフは産まれてから出荷するその時まで、一度も牛舎で飼うことはなく、北海道・様似地区の大自然のなかで、自然林間放牧だけで育つ肉牛です。

西川 奈緒子さんと、西川さんが育てるこのジビーフ、ジビーフを美味しくする手当てを行うサカエヤの新保吉伸さんに出会ったのは、東京でわたしたちがお店をはじめて3年目くらいだったでしょうか。

日本にもこんな育てられ方をしている肉牛がいるのか!とビックリしたと同時に、最初は「野生の牛ってこういうお味なの?」という印象だったのが、新保さんの手当てによってどんどん味が進化していく。それがまた驚きでした。

当時わたしたちは、ちいさなお店の家賃と光熱費という、いわば生存費用だけで毎月100万円近いお金をヒーヒー言いながら支払っていて、もう家賃を払うためにお店をやっているかのようでした。

弊袋ではジビーフのほかにも、平飼い鶏のたまごや、自然栽培のお野菜などを扱っていながらも、わたしたち自身は、その真逆の蜜飼いような生き方をしているように感じてしまい、そんなわたしたちに、ジビーフという存在は「あなたたちはどう生きたいの?」と語りかけているかのようだったのです。そして、わたしたちが山梨県北杜市に移り住んだのが4年前、翌年、八ヶ岳でお店を再開し、その後も変わることなくずっとジビーフをお店に出してこられたのは、今回の主役、種牛「タッキー」のおかげなのでした。
タッキーが西川さんの農場に来て5年半の間に産まれたタッキーの子は、実に97頭。

今年もタッキーの子が25頭前後産まれる予定だと、西川さんのFacebookの記事にあります。タッキーという種牛がいながらも、自然受精、自然交配、自然哺育。それで、5年半で100頭超え! スゲー!タッキー!カッキー!
わたしたちが共に歩み、わたしたちのお店をずっと支えてくれた牛がタッキーなのです。そのタッキーが種牛の役目を終えて、新保さんの手当てを受け、弊袋に肉牛としてやってきてくれたのが、何の因果か、我々が一時休業を決めたタイミングでした。

「このタッキーだけはみなさんにぜひとも召し上がっていただきたいよね」「でも、どうする?」
テイクアウトに消極的だった信作シェフが、これだけはお弁当にして皆さんに味わっていただこう!ということに。

ならば! お店の3周年にあたる4月14日に販売しよう。
ついでに、その日だけカフェと宿を開放しよう!ということにしました。
というわけで、

4月14日(火)だけの限定販売
「タッキーステーキ弁当」
2000円(税込み)
30食限定で、ご予約のみ。

ご予約は4月13日(月)20時締め切りで、ご予約分のみおつくりします。お引渡しは店頭にて、4月14日(火)13時~17時の間。その間のみ、カフェと宿を開放いたしますので、そこで召し上がっていただいてもOKですし、
お持ち帰りいただいてもOKです。

・お名前
・ご連絡先(携帯番号)
・個数
・引取時間
をご明記していただき、今回はFecebookかInstagramのメッセンジャーのみにてお受けさせていただきます。

 

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