牛肉と酸について
公開日:
:
2021/03/07
コラム
さて、今日はタイトルにもありますが、牛肉と酸についてです。何年か前にあるシェフから「良い黒毛和牛の肉は酸の伸びがすごい」というような話を聞いたのですが僕には理解ができなった。その場では、なんとなくわかったようなふりをしていたのですが、実際はわかったようなわからないような、なんかモヤモヤする感じが、じつはいまも続いてまして。
酸というと酸っぱいとか酸化とか、ネガティブなイメージしかなく、どうしても良いイメージがわかないのですが、もしかしたら、そのシェフ独特の言い回しであり、詳しく聞けばなるほどと納得できることなのかも知れません。あー、ちゃんと聞いておけばよかった。
でも、ワインに酸は大切な役割があるので、もしかしたら、そのあたりを牛肉に重ねたのかも知れません。シャープな酸が豊かとか、果実味に強靭な酸が特徴とか表現しているコメントも見かけますしね。
関連記事
-
-
先達から学ぶ仕事への向き合い方と姿勢
弥助の大将が握る寿司を食べたいがために金沢へ行ったことは1度や2度じゃありません。残念ながら
-
-
経産牛を再肥育して価値ある肉へ
牛肉として価値がない とか、 市場で買い叩かれる とか、 。 たくさん子供を産
-
-
様似は気温15度、ジビーフ眺めながらゆっくり時間が過ぎて行く
今に始まったことじゃないんですけど「新保さんは牛も飼ってるんですか?」ってよく聞かれます。「
-
-
新年あけましておでとうございます!
肉がよければ何も余計なことをしなくてもいいんです。そのままで十分おいしいんですから、寝かせた