枝肉から切り出す肉で絶品のすきやきを堪能
公開日:
:
2011/11/01
すきやき
ようやく本格的な鍋シーズンということで
大好きな、すき焼きの季節がやってきた。
先日、京都の錦市場に行ったのだが
だれが買うのかというような高価な松茸が並んでいた。
50,000円の箱が空っぽになっていたので
売れたんだろうなぁ、どんな人が買ったんやろなぁ・・・
なんて思いながらしばらく眺めていた。
私はというと松茸には特に興味も関心もないので
こちらで十分満足しています(→クリック)
ところで、先日ご高齢のお客様が
こんなことをおっしゃっていた。
昔の肉はうまかったなぁ。
外を歩いていると、すき焼きのなんともいえない香りが漂ってきて
おっ、今日はお隣さん、すき焼きだな。
と、うらやましかったもんだ
・・・・と。
住宅事情によるところが大きいが
牛肉の流通事情にも問題があるように思う。
牛肉は、枝肉から骨を抜いたあとは部位ごとに
真空パックにして流通される。
真空パックは、変色防止にもなり、日持ちはするが、
ドリップ(肉からでる血汁)が脂に浸透し旨みが半減する。
昔は、真空技術がなかったので、色が変わろうが
おかまいなしにカットして販売していた。
新鮮な肉なら変色して当たり前だとお客さんも納得して
購入していたが、いまだったら間違いなくクレームになるだろう。
枝肉から切り出す、あの懐かしい味がする近江牛
ぜひ、すき焼きのおいしい季節にお買い求めください。
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