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霜降りと赤身の中間、イチボステーキ

公開日: : 2011/12/16 ステーキ

P1020127.JPG

写真は「イチボとホウレン草の焼きテリーヌ」です。

イチボは、ランプとくっついているのでランイチとも呼ばれますが
そもそもランプとは、サーロインにつづく、腰から尻、モモにかけての部位を指します。

イチボはそのうちの尻の骨まわりの部分になります。

本来なら、ランイチはモモ肉なので赤身が多い部分だが、
イチボはサシが入りやすいことから料理人が好んで使う部位でもある。

ただ、とれる量が僅かなため当店では、予約制となっている。

近江牛超吟撰イチボステーキ(→クリック

さて、最近はヘルシーブームも手伝ってか赤身肉の需要が多く
ランプを購入される方が増えてきた。

赤身肉には、鉄分が多く含まれていて、特に肉に含まれる鉄分は
吸収力の高いヘリウム鉄で植物に含まれる非ヘリウム鉄より吸収力が高いとされている。

成長期の子供にとって健全な脳の形成に不可欠な栄養素で、
記憶力や集中力の向上には補給が大切である。

また、お年寄りにとっても鉄分の補給はボケ防止のために欠かせない。

つまり、低カロリー、低コレステロールの赤身肉は、
現代人にうってつけの肉だといえる。

イチボは、霜降り肉では重すぎる、かといって赤身肉は物足りない
という方にこそおすすめしたい部位です。

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