*

近江牛のタリアータ

公開日: : 2012/04/16 ステーキ

P1020529.JPG

昨日に引き続きランプ肉のことを書いてみたい。

私は牛肉に関しては、変態的なところがあるようで
ランプて何語?とか、フランス語でどういうのだろう、とか
そんなことばかり考えている。

ちなみに、フランス語では[rumsteck:ロムステック]

イタリア語では[scamone:スカモーネ]

中国語では[米龍:ミィロン(北京)、腎肉:インヨッ(広東)]

だそうです。

へぇー、って感じですが、おもしろいですよね。

写真のランプ肉は、木下牧場のA3ランクの赤身が強いものを
じっくりとやさしく火入れし、タリアータにしたものです。

メニュー名は

「木下牧場の近江牛タリアータ」

タリアータは、イタリア語で「切る」という意味なので
日本語で言うなら、「木下牧場の近江牛うす切り」といったところでしょうか。

ところで、ランプ肉は赤身肉の代表格的な扱いだが、
格付けがA5あたりになると、ランプ肉といえどもサシが入ってくる。

とうぜん、サシが入ればランプ肉といえども、2~3枚も食べれば満足してしまう。

ただ、適当に焼いてもそれなりに柔らかく仕上がるので楽といえば楽である。

さて、先日、某所でタリアータを注文した時のこと、
歯が悪いので0.3mぐらいにカットしてとお願いしたらこんな感じででてきた。

__.JPG

タタキにも見えなくはないが(^^;

分厚く切ればステーキで、そこそこの厚みに切ればタリアータで
薄く切ればタタキみたいで・・・

元は同じ肉なのに(笑)

やってみますか・・・
これからの季節、ビールによく合いますよ(→クリック

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

霜降りと赤身の中間、イチボステーキ

写真は「イチボとホウレン草の焼きテリーヌ」です。 イチボは、ランプとくっついているので

記事を読む

肉焼きレッスン

ステーキってどうやって焼いたらいいの? ふつうに焼いたらいいやん その「ふつう」

記事を読む

プレーゴの絶賛ランチ

プレーゴのランチメニューから(メインは木下牧場のランプ肉を使ったミニステーキ) ランチ

記事を読む

ステーキの焼き加減はレア、ミディアム、ウェルダンだけではない

プロの料理人が、ステーキ肉の焼き加減を確かめるために、 指を使っている場面をよく見かける。

記事を読む

強火で一気に火を入れる揚げ焼きは外がカリッとして中はふわふわ

枝肉から骨を外して精肉にするタイミングを聞かれることがあるのですが、私の場合は「水分量」を重

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930