近江牛のタリアータ
公開日:
:
2012/04/16
ステーキ
昨日に引き続きランプ肉のことを書いてみたい。
私は牛肉に関しては、変態的なところがあるようで
ランプて何語?とか、フランス語でどういうのだろう、とか
そんなことばかり考えている。
ちなみに、フランス語では[rumsteck:ロムステック]
イタリア語では[scamone:スカモーネ]
中国語では[米龍:ミィロン(北京)、腎肉:インヨッ(広東)]
だそうです。
へぇー、って感じですが、おもしろいですよね。
写真のランプ肉は、木下牧場のA3ランクの赤身が強いものを
じっくりとやさしく火入れし、タリアータにしたものです。
メニュー名は
「木下牧場の近江牛タリアータ」
タリアータは、イタリア語で「切る」という意味なので
日本語で言うなら、「木下牧場の近江牛うす切り」といったところでしょうか。
ところで、ランプ肉は赤身肉の代表格的な扱いだが、
格付けがA5あたりになると、ランプ肉といえどもサシが入ってくる。
とうぜん、サシが入ればランプ肉といえども、2~3枚も食べれば満足してしまう。
ただ、適当に焼いてもそれなりに柔らかく仕上がるので楽といえば楽である。
さて、先日、某所でタリアータを注文した時のこと、
歯が悪いので0.3mぐらいにカットしてとお願いしたらこんな感じででてきた。
タタキにも見えなくはないが(^^;
分厚く切ればステーキで、そこそこの厚みに切ればタリアータで
薄く切ればタタキみたいで・・・
元は同じ肉なのに(笑)
やってみますか・・・
これからの季節、ビールによく合いますよ(→クリック)
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