糖質1g以下の赤身肉が人気です
公開日:
:
2012/07/09
健康
今朝の「特ダネ」でぽっこりおなかの特集をやっていた。
見た目はイケメンなのに、お腹だけがぽっこりしているという男性たちのダイエット。
私も人のことは言えないが、アンチエイジング、健康ブームの影響から
赤身肉が注目されている。
牛肉はダイエットの敵みたいに思われがちだが、じつは、カロリーを制限するより
糖質を制限するほうが効果が高いとの研究が発表されている。
京都の焼肉屋さん(きたやま南山)では、糖質オフの焼肉が人気で、
全国からお客さんが訪れている。
先日、本屋さんで手にとった雑誌には、1食、糖質36gのそばより、
糖質1g以下のステーキがヤセる食事って本当?
という記事が掲載されていた。
ご存知のように、人間の体のほとんどは水分でできている。
次に多いのが「たんぱく質」になるのだが、筋肉、骨、皮膚、爪、
これらはすべてたんぱく質だ。
ダイエットしている人は、カロリーを控えるために牛肉を食べない、
という方が結構多いのではないだろうか。
たしかに体重は落ちると思うが、たんぱく質をしっかり摂れていないので
やつれて見えたり、老けてみえるのだ。
キレイに痩せるには、やはりタンパク質を摂らなければいけないということなのだ。
私は、仕事の関係上、どうしても外食が多くなるのだが
ある程度の節制はするものの、食べるたんぱく質は減らさない。
たんぱく質を減らしてしまうと、筋肉量も落としてしまうので
体重は減っても、それは筋肉が減っただけなので結果として体脂肪に変化はみられない。
ということがおこってしまう。
先にも書いたが、食事制限でたんぱく質を摂らないと
見た目がやつれた感じになり、老けこんだ印象になってしまう。
タンパク質は、体内でも作られるがそれはほんのわずかなもの。
少ないたんぱく質は、内臓、筋肉、骨といった生きるために必要なところに補給され、
生きるために優先順位が低い、髪の毛や皮膚には行き届かなくなる。
では、どのようなたんぱく質を選んで摂ればいいのか?
というとなのだが、赤身肉が最適なのだ。
肉の赤身部分には、L-カルニチン」が多く含まれており
L-カルニチンには、体脂肪の燃焼に役立つ成分が含まれている。
さらに、赤身の肉は、鉄分も多く、血液を作り代謝を上げるのにも役立ち
ビタミンAやビタミンB12、亜鉛なども含まれている。
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ウィキペディアより
筋肉中のカルニチンは加齢に伴い減少することが示されており、
また摂取源である食肉を摂る機会も一般的に少なくなるため不足しがちになると言われる。
また近年、脂質によるエネルギー摂取比率の増えている日本人においては、
相対的にカルニチン不足となっている可能性もあり、カルニチンの外部摂取の意義が認められる。
というわけで、赤身肉が売れている直接の理由になるのかどうかは
検証したわけではないので、確実にそうだとは言い切れないのだが、少なくとも
たんぱく質をしっかり摂るには赤身肉が有効だということはおわかりいただけるだろう。
もうひとつ付け加えておくと、ミンチは脂肪燃焼効果が減ってしまう。
ハンバーグなどに調理すると、つなぎに小麦粉などを使うのでカルニチンは
少なくなってしまうのだ。
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とは言っても、食べ過ぎはよくない。
上質な牛肉を少しずつがよろしいかと。
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