消費者であり消費者でしかないということはありえない
公開日:
:
2013/01/13
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昨夜は、阪本啓一氏のMAIDO-international(大阪商人のスピリットを世界に向けて発信し、儲けて儲けて儲けまくったろやんけ!)という上品な勉強会の後の懇親会に参加した。
懇親会会場には、17時30分に到着。私にしては珍しく30分前に着いてしまった。
もちろん1番乗りでみなさんをお待ちすることに。しかし待てど暮らせど誰1人として現れず、お店の方に確認したら18時30分からご予約賜っていますとのこと。結局、私の勘違いだったのだが、1時間も待つことになった。
それはさておき、懇親会のお店は、日本酒と魚料理が自慢らしく、料理もそれらしいものばかりで私の胃袋は少し退屈気味だった。ある程度、料理もで終わった感がしたそのとき、牛肉が登場!こういうパターンでは、輸入牛の歯ごたえある牛肉、もしくはホルスタインあたりがでてくるのが相場なのだが、和牛香がぷんぷん漂うサーロインがでてきたので驚いた。
写真は、iphonで撮ったものだが光ってしまって肉か魚かわからない状態だが、すごくおいしかった。肉皿を持ってくれている802メディアワークス(FM802)の藤村社長も、これはおいしいと大絶賛だった。肉の場合は、ある程度満腹な状態でもテンションが上がる。
2次会は少数で焼き鳥屋さんへ行ったのだが、この店が大ヒットだった。
小さな店だったが、徳島の阿波尾鶏を中心になにを食べてもうまかった。
しかも、かなり飲み食いしたのに信じられないような値段だった。
私は思わず、間違ってないかもう一度計算し直したほうがええんちゃいますか?
と再計算の催促をしたほどだ。
大丈夫なのかと変に心配してしまう。
さて、少し話が変わりますが、当店を利用してくださるお客様は、商売をされている方が多く、いろいろと参考になるアドバイスをいただくこともある。
商売をされていても、モノを買うときは一消費者になるわけだが、商売をされていない方も含めて、「消費者であって消費者でしかない」ということはないと思う。
1次産業(生産)×2次産業(製造業)×3次産業(サービス業)=6次産業
なわけだが、働いて収入を得ている人はどこかに属するわけで、そう考えると、「消費者だけ」という人はいなくて、どこに属する人でも消費者を兼任しているといえるのではないだろうか。
たとえば、私を例にとると、生産者のはしくれなので1次産業でもあり、新しくモノを作り出しているところもあるので2次産業でもあり、小売をやっているので3次産業でもあるわけです。
昨夜は、焼き鳥屋さんで兼任している消費者をやらせてもらったが、ついつい3次産業の顔がでてしまって、お会計のときにおせっかいを焼いてしまったというわけだ。
阿波尾鶏というブランドとおいしくできる調理技術、あたりさわりのない接客サービス
もっと自信を持って、価格設定すればいいのに、、、なんて思ってしまったがこれもおせっかいですね。
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