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国産牛熟成肉モモステーキ 販売開始早々に完売しました!

公開日: : 2013/01/29 熟成肉

国産牛熟成肉(モモ肉)のステーキ

 

当店の販売方法(売り方)は、メルマガでのご案内やクチコミによるところがほとんどで、広告はださない。メルマガもモール出店店舗によく見られる安売り連発のものではなく、本当に伝えたいことだけを配信するように心がけている。だらかネタがなければ数か月配信しないこともある。

現在は、事務員さんが自分目線で定期的に書いているのだが、時々(月1程度)私も新商品の案内などどうして伝えたい時だけ書くようにしている。書くのは嫌いではないので、毎日でも配信しようと思えばできるのだが、それこそメルマガ乱発店舗と同じになってしまう。

ところで、昨日配信したメルマガで、国産牛熟成肉モモステーキの販売開始をご案内したところ、用意していた一頭分が数時間で完売してしまった。

もともと、全国で活躍しているシェフ達と交流するうちに、赤身のモモ肉をエージングしてほしいとの要望がたくさんあり、昨年から近江牛以外(黒毛和牛、交雑種、経産)で何度か試していた延長線上での販売となったわけで、今後もあまり積極的に販売するつもりはないのだ。

あくまでもBtoBでの販売が主力であり、一般向けとしては時々サイトで販売する程度になりそうだ。ということで、これを書いている間にも5件の問い合わせ電話があったのだが次回は3月頃に熟成が仕上がるので、今回同様、一頭分のモモ肉を販売予定している。

ところで、昨夜は友人と大阪の某所で高級焼肉を堪能した。
肉だけではなく店舗の内装も高級で、これも勉強と言い聞かせて高価なコース料理をオーダーした。でてきた肉は某ブランド牛で、これでもかというぐらいサシが入っていた。もちろんメニューにはお決まりの「A5」の文字が・・・。

私が手掛けている熟成肉とは真逆の牛肉だ。
赤身のヒレやマルにもビッシリとサシが入っているのを見れば、かなり上等な肉だということは私でなくともわかるというもの。これほどのサシが入った肉を食べるのは久しぶりだ。

ヒウチ、ヒレ、マルシンを1切れ、2切れ・・・柔らかくておいしい。
さらに、眩しいぐらいにサシが入ったサーロインが登場!
さすがにキツかったが、すべて食べきった。
満腹感が赤身肉を食べた時のそれとはまったく違ったもので、少しの罪悪感が余韻として残り、時間があれば大阪駅まで走っていきたいような衝動に駆られた。

たまたま私が脂っこい肉が苦手なだけかも知れないが、サシの入った肉は少量を楽しむことが贅沢であり、日々は赤身肉をテーブルミートとして楽しんでいただければと再確認した次第です。

それとこの店のことではないが、売り方について感じたことがある。
リアルでもネットショップでも同じなのだが、「ストーリーで売る」ということは、数年前から言われていることで実践している店舗も多い。

しかし、ストーリーは捏造しやすく、ネットショップにも飲食店にも多くみられる。
牛肉なら、生産者との関わり方にストーリーをねじ込む見せ方を「ストーリーを売る」ことと誤解しているパターンが多く、いままでは欺けてもこれからは通用しないであろう。

このあたりのことは、いずれじっくりと書いてみたいと思う。

 

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