腹いっぱい肉を食べて痩せる

48日熟成のフレンチラムラックをスキレットで焼いてみました。ラムが好きなわけではないのですが、スキレットで肉焼きにハマっていることもあり、いろんな肉を仕入れては夜な夜な楽しんでいるという変人です
久しぶりに本屋さんへ行くと、ダイエット関連の本があるわあるわ、立ち読みしている女性の脇からタッチしないようにそーっと手にとった1冊の本が、斎藤糧三さんの「腹いっぱい肉を食べて1週間で5kg減!ケトジェニック・ダイエット」だ。
牛肉を応援してくださっているので斎藤さんは良い方だろうと勝手に想像しているのですが、中身に興味のある方はランチ替りに1冊(730円)いかがでしょうか(笑)
本の中で、ケイトジェニック・ダイエットは、肉が主食になるからこそ、こだわりたいのは肉の質。おすすめは赤身牛肉です。原始時代には野生牛を食べていたはずですから、原始人に学ぶと赤身牛肉がもっともカラダに合っている肉だと考えられるからです。
と書かれていて、牧草を飼料に育てられた牧草牛が紹介されている。つまり、和牛のようにサシを入れるために太らせ、そのためのエサとしてトウモロコシなどの穀物を多く与えるやり方ではなく、牛はもともと草食動物なので、牧草を主食にしている牛肉がおすすめというわけだ。
日本では比較的手に入りやすいニュージーランド産の牧草牛を紹介されているが、とっても理にかなった内容だと思う。ただ、顔の見えない輸入牛肉をわざわざ購入しなくても日本にも健康に育てられた和牛がたくさんいるということも知っていただきたい。
そういった肉選び、店選び、もっというなら「だれから買うのか」がこれからの時代は重要だと思う。畜産業界のこの10年間はいろんなことがありすぎました。7月にはBSE検査が緩和され、米国産牛肉も以前のように息を吹き返します。次第にスーパーのショーケースなどは輸入牛肉が占める割合が増えていくことでしょう。飲食店では、どこのだれが育てたとも分からない不明な牛肉が提供されていくことでしょう。
なにもガチガチになる必要はないと思いますが、当店でお買い物されるお客様には、せめて私が牧場へ行ってエサはもちろん生産者も把握し、できる限り、流通を含めた中間コストを省いたエシカルソーシングな牛肉をお届けしたいのです。
マスマーケティングは、大勢の人を相手にして、なるべく多くの人に伝えて売ることが目標で、最小の予算で効率的にそれを行うにはどうすればよいのかを考えて実行するやり方です。
インターネット通販ではそれが可能です。そのために各地でテクニック的な勉強会などがあるのです。広告の打ち方もその1つです。
しかし、私のやりたいことはそこではなく、あくまでも1人のお客様に対して「どうしたら喜んでもらえるか」を真剣に考えることなのです。
私は、会社を大きくしたいなんて少しも思っていないのです。それよりも、どうやったら、どうしたら喜んでもらえるのだろうかと真剣に考えているのです。またそれが楽しいのです。
そんなことが、ここ最近ようやくわかってきた感じです。
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