時代はどこで買うかよりだれから買うのか
公開日:
:
2014/03/30
わくわく定期便
高知の友人(果物屋さん)に※※円でなんでもいいからオススメの果物送ってよ・・・と言ったら写真の詰め合わせが届いた。箱を開けるまでのわくわく感、開けた瞬間のカラフルさはまさしく感動ものだ。
なにがすばらしいかって、果物1つ1つに食べごろの目安が書かれていて、たとえばトマトは3日後であったり、メロンは7日後であったり、つまり旬を最高の状態で味わえるわけです。これってすごくないですか。
友人のサイトにはこんなことが書かれている。
「美味しくなければ送らない」
さらに、こんなことも書かれている。
「本当においしい品は、毎日必ずあるとは限りません。複数のお品をいっしょにお送りできないこともございますが、 「まとめて一緒に送って欲しい」というご希望にできるだけお応えさせていただきますが、そえない際には、キャンセルも承りますので何なりとご相談ください」
今日、友人に毎月送って欲しい旨伝えたところ、今回送ったのが私の中では最高のものばかりで、次回も同じレベルのものを送る自信がないと言われました。
当然ですよ。まったく同じものが毎回届いたら不思議ですよ。そういうことも含めてあなたにお願いするのですから。自分で目利きしておいしいと思ったものだけを仕入れる。希少なものは生産者と何度も何度も交渉して販売できるまで持っていくにはそれは大変でしょう。仕入れて売るだけの顔ナシ商品とは訳が違うのです。マズくても結構、マズさの理由が分かればファンは納得しますよ。それが本当のリピーターだと思うのです。
牛肉でも全く同じです。前回はおいしかったのに今回のはイマイチだったと感想をいただくことがあります。私的には個体差があり、食べるタイミングがあり、保存状態にもよるところが大きいと思うのですが、購入者はそんなことは関係のないことですからね。そういった意味でも、今回の果物のように食べるタイミングを伝えることも売る側のサービスだと勉強させられました。
わくわく定期便(→)
関連記事
-
-
わくわく定期便の会員様限定でバックヤード公開中
先日、私の知人がサカエヤの店舗に併設しているレストラン/セジールにお食事に来られました。東京
-
-
産地ブランドから個人ブランドへ
先日、財布を買いまして、そこそこの値段だったので結構悩んだのですが、自分へのご褒美だと無理や
-
-
牛肉価格の高騰で切り落としがお手頃じゃない昨今の事情
先日のセリは私がいままで見たこともない光景でした。通常のセリなのに共進会レベルの異常な高さ(
-
-
ブームに左右されず目の前の肉を見て個性を引き出す
6月に茶路めん羊牧場を訪ねたときの武藤さんと銀座レカンの高良シェフ。2人の会話は生産者と料理
-
-
会員様向けですが普段使いの鶏肉ようやく販売開始です
一年前までは鶏肉を販売していたのですが、僕が思うような品質じゃなくなってきたので取り扱いをや