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送料変更のお知らせ

公開日: : 2014/03/31 雑記

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昨年よりヤマト運輸が運賃値上げでワーワーギャーギャー言うてまして、今年に入り通販仲間からとんでもない見積もり持ってきたとか、かなり強気だとか、いろんな情報が駆け巡り、ついには日経新聞にも値上げについての意向が掲載され、これは本格的にヤマト運輸本社が本腰を入れての経営改革であり方向転換だと察したのですが、当店にはなかなか通達がこず、かと言ってこちらから「あのー、値上げの件ですが・・・」なんて言うのもおかしな話で・・・

3月に入りようやくセンター長から連絡があり、かなり強気な見積りを提示されました。業務用の大きな荷物に関しては、すでに通達を受けており、以前のようにサイズに関係なく60サイズでは受けられないとのことでした。ドライバーによると冷蔵庫もないので大きな荷物は持っていきたくないとのことでした。仕方なくこの時点で佐川急便と契約することに。クール便は絶対的にヤマト運輸に一日の長があるので安心だったのですが、こうなれば仕方がない。

センター長との価格交渉は都合3回、どのラインで私が妥協するか、そして落としどころはどこなのか。本当にこういう交渉ごとは面倒くさい。結果としてサイズ関係なく一律料金からサイズごとに料金変更のみお客様にはお許しいただき、あとはなんとか踏ん張ることができました。ただ、北海道、沖縄に関しては孤立させるのかというぐらい高い送料設定になってしまいました。と同時に10000円以上で送料無料もできなくなり、30000円以上で送料無料に変更させていただいた次第です。

近江牛.com 送料について(

話しは変わりますが、当店の取引先(業務用)は全国各地にございまして、じつは県内がいちばん取引先が少ないのです。理由はいくつかありまして、まず営業しない。そして1つの地域に1店舗しかお付き合いしない。配達もしない。おそらくこのあたりかなと思うのです。要は積極的じゃないということなのですが、毎日のように取引依頼があり、見積りの要請があってもお断りしているので、相手からすれば腹立たしいかも知れません。嫌なヤツですよねー(笑)

ただ、近隣の幼稚園や保育園の給食のお肉に関しては、毎日配達してるんです。もちろん業務用価格です。2001年のBSE発生時に日本中が牛肉離れで政府が安全宣言を出すまで消費者は牛肉を食べないという事態が起こりました。学校給食は軒並み牛肉を献立から外し、レストランでは牛肉が売れないから豚肉や鶏肉でメニューを組みなおしたりと、それはもう大変な時期でした。

さて、BSEでは当店も例外ではなく経営的ピンチを招いたのですが、BSE騒動真っ只中にも関わらず、ある日近隣の幼稚園からサカエヤさんのお肉なら安全だからと取引依頼があったのです。しばらくするともう1件、さらに1件と幼稚園と保育園ばかり取引依頼が増えて行ったのです。そういった経由もあり、そのころからいまも毎朝配達させてもらっているのです。

常々不思議に思っていることがありまして、街中でよく見かける食品会社の車。人を使って車を動かし、値段を安くして(業務用価格)配達する。これって冷静に考えるとすごくおかしいと思うのです。経費をかけて配達するのですから本来なら通常価格より高くなければいけないはずです。

そう考えると、ヤマト運輸の値上げに関しても妥協点を見つけて気持ち良く荷物を届けてもらうほうがベストなわけです。なによりも、送料がかかってもサカエヤの牛肉を食べたいと思ってもらえる努力をしなければいけません。とはいうものの、さすがに北海道、沖縄のお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。すごく罪悪感めいたものを感じます。

そんな矢先、先日出荷した牛肉(クール便)が常温で保管されていたことが発覚!しかも、当店にはなんの連絡もなく、ヤマト運輸とお客様とで話をすすめ、結論のみ電話で知らせてくるという始末。大丈夫か、ヤマト運輸。値上げしてる場合かと言いたいところだが(笑)

お客様には申し訳ございませんが4月1日から送料が変更となります。

 

 

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