Restaurant 愛と胃袋3周年と愛農ナチュラル紅ポーク入荷
公開日:
:
2014/08/10
愛農ナチュラルポーク
週末は東京出張が続いているのだが、ランチは知らないところでハズレを引くよりも安心しておいしさを確保したいので都内どこにいようが三軒茶屋のRestaurant 愛と胃袋まで足を延ばして肉を食べる。そして毎回同席してくださる恵海さん(シェフの奥様)に誘われるがままにワインに手が伸びてしまう。恵海さんは顔色1つ変えずに1本くらいならすぐに空けてしまいような勢いなのだが、私は3杯も飲めば顔が真っ赤だ。
Restaurant 愛と胃袋の開業は2011年の9月なので、来月で3周年の節目を迎える。国産をこよなく愛し生産者の側で息をし料理を進化させ続ける信作シェフの肉料理をぜひ食べていただきたい。野菜や魚もおいしいのだが私的には肉を食べてほしい。信作シェフの料理を一言で例えると「やさしさ」だと思うのです。それは、真面目に料理に取り組む姿勢が生み出す最高の一皿だと自信を持っておすすめできます。3周年の9月は木下さんの近江プレミアム牛が花を添えます。
昨日、渋谷の焼肉屋さんへ行ってきた。煙モクモクの昭和の香するノスタルジーな焼肉屋さんだ。だれもが知ってる有名店で予約もとりにくい。これは日本橋街大学食楽部のニクヤキスト(肉焼き名人)養成講座のフィールドワークでれっきとしたお勉強なのだ。そもそも焼肉はごちゃごちゃ言わずに好きなように焼けばいいのではないか。焼肉に焼き方なんてあるのか、と思われる方もいるでしょう。その通りだと思います。しかし、それぞれの部位の特性を知った上でちゃんと焼いてやれば驚くほどおいしくなってくれるのです。
そんな辛気臭いことを・・・とおっしゃる方も当然いるでしょうがそれはそれ。各々のスタイルで楽しめるのも焼肉の魅了でもあります。分厚い肉を焼くビストロの店が増えてきていますが、なんのなんの焼肉屋さんは元気です。
この店の店主ですが、とにかく熱い。一語一語に肉への愛を感じるし嘘がないのがわかります。そして「真面目」です。この真面目にも2種類あって根っこから肉に対して敬意を払って取り組んでいる真面目なのか、それともポーズなのか。
案外ポーズな人が多くて、牛から分けてもった命をいただきウンヌンと嘘くさい言葉を並べる人も少なくないように感じます。もちろんそういう気持ちで取り組むことはすばらしいのですが、言葉が薄っぺらい人が多い。ブログであまり批判めいたことは書きたくないのだが、ここ最近やたらとそういう人と遭遇したのでついつい書いてしまった。
話しを戻すと、私がこの焼肉屋さんで感心したところは、だれにでもおいしく焼けるカッティングだった。これだけで店主の人となりがわかるような気がする。そしていまにも泣き出しそうに肉に対する考え方を聞かせてもらい、ぜひ滋賀に来てほしいとガッチリ握手したのであった。
愛農高校の西川雄喜くんが取り組んできたプロジェクト、豚の放牧(愛農ナチュラル紅ポーク)が昨日残りの2頭の入荷で無事終了した。業務用として骨付きロース3本、カタロース1本、モモ4本、前肢4本、以上が販売可能です。仕分けが済み次第、ネットでも販売していきます。愛農ナチュラル紅ポークの入荷は今後はありませんのよろしくお願いします。
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