精進料理家 棚橋さんと真逆の私が意外と仲良くなれたわけ
公開日:
:
2014/09/22
商品
【ジビーフ情報】
予約分を外して一般販売を開始したのですが、一晩で1頭分が完売してしまいました。告知はメルマガとFacebook、こちら(→)の新着情報のみですが、ご興味がありましたらチェックしてくださいませ。
一般販売分が10月10日過ぎにすべての発送を終えますので、その後に残る部位がありましたら再販したいと思います。
ジビーフはどこで食べられるの?… と結構な問い合わせをいただいておりまして、恐らくNHKで放送された影響かと思われますが、日本にこんな牛肉があるんだ、ということを知っていただくだけでもありがたいことです。まだまだ安定供給できるほどの出荷数ではないのですが、26日に現地入りしますのでそのあたりも詰めてきたいと思います。
で、食べられる店ですが、第一弾出荷分は、三軒茶屋のRestaurant愛と胃袋、人形町のラ・ピョッシュの2件です。第二弾(10月に入ってから)は、駒沢のイルジョット、南草津のサルティンボッカの2件となります。イルジョットとサルティンボッカで食べられるジビーフに関しましては、短期熟成で仕込んでいますので第一弾分と食べ比べるのもおもしろいかと思われます。
【ホワイトヴィール入荷情報】
今回はお肉ではなく内臓のみの入荷です。残念ながらレバーは廃棄でしたが腸が廃棄じゃなかったので試食してみることに …..
当然ながら150日の仔牛でミルクフェッドなので脂はなくキレイなモチモチとした触感でした。これはタレより塩でしょう、ということで焼き上げた小腸に粗塩を少しつけて食べると、驚きました。成牛の腸とはまったく違う食感で、ボイルしたような柔らかさなのです。人工的なものではなく自然な風味が口のなかいっぱいに広がり参りました。成牛の腸が食べれなくなりそうな感じです。
写真では分かりずらいですが、かなり小さくてハラミで500gです。リードボーやツラ(天肉)など、これらすべて駒沢のイルジョットへ送りますのでご興味のある方はぜひ食べてみてください。
昨夜は精進料理家、棚橋さんを知人宅に招いて普段は口にすることがない精進料理を堪能しました。棚橋さんといえば禅寺月心寺の村瀬明道尼の下で修行し、いまは拠点をニューヨークやサンフランシスコに移されていて、なかなか捕まえることができないお人。
写真は、約3時間ごまをすり続けて出来上がった名物のごま豆腐。このあとまな板からごま豆腐が滑り落ち粉々になるというアクシデントもあり、笑うに笑えない(笑いましたが)楽しい3時間でした。
精進料理は今後の私の人生においても縁遠いとは思いますが、棚橋さんとは1つ違いということもあり、また人生観においても共通項がたくさん見られて短時間ながら話が弾みました。食に対する考え方は恐ろしいほど似ていてお互い驚いたのですが、また機会があればお客さんとして肉Meetsにも参加していただきたいものです。
さて、24日から3日間、北海道の生産者を訪問するのですが最近の私は近江牛だけではなく、好みの肉を求めて全国どこへでも出かけることがライフワークのようになっています。まずはホワイトヴィールの一般販売に向けてオークリーフ牧場さんを楽しんできたいと思います。
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