*

部位ごとに骨を付ける捌き方

公開日: : 2015/04/26 牛肉の部位

IMG_4172
ホームページからフォームを使ってのお問い合わせをいただくのですが、ここ最近メールアドレスをお間違えの方が非常に多くいらっしゃいます。単なるタイプミスだと思いますがお返事することができません。正確にはお返事させていただいてはいるのですがリターンメールが返ってきます。問い合わせているのに返事がない場合は、このような状況が考えられますのでもう一度メールアドレスのお間違いがないか確認のうえ送信いただくか、直接お電話いただけるとありがたいです。

写真は、骨付きモモ(ステッキとかトックリと呼ばれるもの)ですが、普通はこのようなカットはしません。ウチヒラを外して、マル、ソトヒラ、ランプの順に外していくのがセオリーです。ランプ側(右)にマルの一部(ヒウチ)を付けて骨きりノコで切断します。

骨を抜いた瞬間から酸化がはじまるので私は真空パックではなく骨付きで保存するようにしています。ただ、部位ごとに骨付き保存することは難しくて、モモの場合ならウチヒラをはずしてマルをはずして・・・となるわけです。

じつはこのカット、お客様からのご指定なのです。私もこのように真っ二つにカットしたのは初めてです。ランプを骨付きで残したい場合はじつに理にかなった方法だと思います。しかし、ここからどうするのか?

まだまだ勉強不足です。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

部位の特性に適した保存方法が肉をおいしくする

(写真は捌いたばかりの近江プレミアム牛。赤身が詰まった理想的な仕上がりです) 国産の飼

記事を読む

目利きとは、肉屋の仕事とは。

ライターさんにこんなことを質問されました。「新保さんは、生産者を限定してお肉を選んで

記事を読む

ミンチは端材を利用するのではなく、骨から切り出したチマキ(スネ)を使っています

スネはミンチ材として骨付きで吊るして軽く水分を抜いています。水分が多いと変色が早く、特に冷蔵

記事を読む

一頭からわずかしかとれない希少な部位

私たちの仕事は肉を捌くところからはじまります。ここでいう「捌く」とは枝肉から骨を抜く(外す)

記事を読む

一家に一本、骨付きサーロイン(笑)

肉好きのみなさんは急に肉が食べたくなるときってありますよね。そんなときに限って家に肉がない。

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930