牧場BBQの前の腹ごしらえ的なウォーミングアップ
公開日:
:
2015/05/25
フランスの旅
イブマリのマスタークラスに参加後、パリからバスで北東方面へ1時間半ほどバスに揺られてエーヌ ル プルシェ ユルーへ。
こちらの牧場では、サレールやノルマンなどのフランス産の牛たちが広大な放牧地でのんびり飼われていました。乳用種と肉用種がミックスされた色とりどりな牛たちは私たちを見つけてドドドドーっと走ってくる。牛が群れで走る姿は圧巻です。日本では考えられない光景に驚くばかりです。
フランス産の牛のほかには、スコットランドのアンガス牛を掛け合わせた「アンガス×サレール」、「アンガス×ノルマン」、「アンガス×アンガス」とアンガスを軸にした3種のかけあわせの生産体制です。ここで育つ牛たちはすべてイブマリが買いとるそうで、イブマリの意見もかなり反映されているものと思われます。
飼料に関しては、濃厚飼料は与えずに17ケ月までは自生の牧草のみ。その後も藁、クローバーなど地元でとれたものを与えるようにしているとのこと。ただ、これでは肉はおいしくならないと思うのです。いくら自然に育ててもおいしくなければ買い手(消費者)あっての畜産ですから、味の追求も必要です。その結果のアンガスなのでしょうね。
最終日に訪問したmasayoさんのボラン農場でもそうだったように、輸入飼料に頼らずその土地でとれたものを与えるということは、よく考えれば自然の摂理なのかも知れません。共感できても日本で実行するには諸問題が多すぎて難しいのが現状ではあります。
木下さんと取り組んでいる国産飼料で育てている近江プレミアム牛でさえ年間出荷が12頭に満たないのですから。ジビーフに至っては4~5頭ですからね。
彼が若き牧場主ですが(名前忘れました)牧場でワインを飲んでる、さすがフランス!ということではなく、この日は牧場見学のあとにBBQを開催していただいたのです。当初、牧場見学のあとにレストランでランチの予定だったのですが、この日は祝日でどこもかしこもお休み。ということでイブマリが、じゃーうちのスタッフや家族も含めたBBQをやろうということになり、まぁ、気を使っていただいたということです。
彼女は「Le Bourdonnec」4店舗のトップシェフ(日本でいうところの店長をまとめる店長みたいな位置づけ)で、キャリアは10年以上だそうです。イブマリが1店舗目をオープンしたころからのスタッフだそうです。
ワインを飲んだりサラミをつまんだり、これがBBQ????… と戸惑う私たちでしたが、この後ものすごい歓迎を受けることになるのです。
続く
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