北海道産の仔牛入荷と北海道ELEZO社の10周年記念祝賀会
公開日:
:
2015/10/24
ホワイトヴィール
北海道オークリーフ牧場からホワイトヴィール(乳飲み仔牛)が届きました。今回はレストラン向けの販売となりますので、ご興味のある方はご連絡お待ちしています(→)
仔牛なので全体的に小さいのですが、ウチヒラで3.5kgでした。ロースは骨付きがオススメですがご要望に応じて脱骨も可能です。
さて、今日は「つながり」という話を少し書きたいと思います。私は同業者(肉屋)との付き合いはほとんどなく、協会にも登録はしているのですが会合や勉強会などにも参加したことがありません。理由はいろいろあるのですが、要は人づきあいが悪いだけです。そんな私でもかなり少ないのですがお付き合いしていただいている食肉関係やレストランのシェフの方々がいます。ちなみに肉屋でお付き合いしているのは2~3人かな(少ないでしょう、しかも全国です)
一昨日は、親交のある北海道ELEZO社の10周年記念祝賀会に出席してきました。代表の佐々木さんは34歳という若さですが、私なんかよりしっかりした理念を持ってこの10年で地盤を作ってきました。社員全員が料理人であり、ハンターであり、職人なのです。佐々木さんとは目指しているところは違いますが、食べることに対する考え方が良く似ています。学ぶことも多くあり、これからの10年がさらに楽しみです。
祝賀会の料理はエレゾ社の食材を使って3名のシェフが共演。すばらしい料理に出席者全員うっとりしたのでした。
銀座レカン高良シェフのエゾシカのフォアグラパイ包み
イルンガ堀江シェフの短角牛のゴルゴンゾーラにんにくのリゾット
レスプリ・ミタニ ア ゲタリ三谷シェフのエレゾ180日放牧豚のロースト
生産から流通、そして料理人へのリレーはスムーズでなければいけないし、どこか1つでも意志が伴っていなければ絶対的なものは作れないと思うのです。とにかく我々の仕事は、命のリレーなんだからバトンを落とさないことよりも、どう繋ぐかが重要であって、そのための努力は地道で険しく、だけど楽しい。青臭く感じるかも知れませんが、懇親会での佐々木さんとの会話で改めてそんなことを感じた次第です。
エレゾ社の10年後のビジョンはハッキリとした現実味のあるものでした。サカエヤは来年で28周年を迎えます。これといって何も計画はしていませんが、30周年に向けて大きなプロジェクトが動き始めています。まぁ、たいしたことではないのですがそのうち時期をみて発表させていただければと思います。
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