*

歯ごたえを感じながら甘みと香りを纏ったソトヒラがおいしく仕上がりました

公開日: : 2016/01/08 近江牛

IMG_8295

昨年の11月に骨付きの状態で冷蔵庫に吊るしておいたソトヒラですが、これが驚くほどおいしくなっていたのです。販売用ではなくスタッフ用にと骨付きでミートラッパー(肉を保存するための包帯のようなもの)で保存していたのでものすごいカビが発生していました。おそらく年末の仕入れで枝肉が密集していたのとミートラッパーで巻いていたのとで湿度が上がっていたのが原因だと思われます。

カビといっても嫌な臭いのものではなく、ドライエイジングに見られる熟成香と同様のものでした。生のまま口に放り込んでは味見して・・・の繰り返しなのですが、あまりにもおいしくてとまらないのです。余韻が長くて場所によっては甘くもあったりチーズに似た香りがあったりと、じつにおもしろくて不思議です。

カルパッチョにすればおいしいだろうな、タルタルにすれば・・・すき焼きやしゃぶしゃぶは・・・こんなことばかりが頭をよぎります。

さて、新しい年になって1週間ほどなのですが、遠い昔のように感じてしまいます。そして十日戎ですね。毎年、京都ゑびす神社にお参りさせていただくのですが身が引き締まります。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

至福の時を演出する 霜降り肉

この写真は、数年前に家のベランダで撮ったもので、 バターで泡を演出し、自然光で100枚ほど

記事を読む

霜降り肉の魅力は「甘さ・柔らかさ・とろける食感」

至福の時を演出する 霜降り肉(→クリック) 霜降りとは、筋肉内に脂肪が細かく入り、筋繊

記事を読む

ジビーフと近江牛のカイノミ食べ比べはあまりにも個性が違いすぎて改めて驚いたのでした

  手前(まるさん牧場の近江牛)、奥(駒谷牧場のジビーフ)。部位はカイノミで

記事を読む

違いの分かる3種、食べ比べるとかなりおもしろい結果になります

上から、ジビーフ、阿蘇のあか牛、近江牛。格付けけはC1、A2、A3。単体で食べるのと食べ比べ

記事を読む

すばらしき地産地消、考え抜かれた料理に感動とともに背筋が伸びたのでした

滋賀の名産、鮒ずし。滋賀県民なら一度は口にしたことがあると思うのですが、最初に食べた鮒ずしが

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930