*

料理人も肉屋も必要なのは経験や知識もそうだけど一番は「センス」だと思う

公開日: : 2016/03/24 近江牛, 店・料理人

12443418_10206951053829744_857636278_o

料理名はなんて言うんだろう?… たぶん、シェフに聞いても「なんだったかな、そういえば名前はなかったかも」てな感じなんだろうな。この写真は友人から送られてきたものだが、僕も数か月前によく似た料理を食べた記憶がある。確か「皿焼き」とか言ってたような気がする。修行先だったイタリアのフリウリで学んだ料理のようだ。

シェフとのやりとりはいつもこんな感じ。

「新保さん、なにかある?」

「こんな肉がありますよ、あと、愛農ナチュラルポークもはいってますよ。ジビーフもいきますか」

まるで店先で会話しているような感じだが、信頼して(たぶん)任せられているので、シェフの好きそうな肉をいくつかピックアップして送るようにしている。冷蔵庫が一杯の場合は少なめにして、余裕がある場合はそこそこ多めにといった具合だ。

あまり大きな店ではないので、コミュニケーションをしっかりとりながらこまめに送らせていただいている。

選ぶ楽しさと言うか、この肉だったらどんな料理にするんだろうとか、僕が食べるわけではないのですが、わくわくします。先日は、シンタマ(という部位)を送らせてもらったのですが、友人から送られてきた写真を見て「わぁー、こういうふうにしたのか、すごいなぁ」と自分もその場にいたかのような気分になるのです。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

霜降り肉をあっさりとした食感に仕上げるために

むかしの肉ってこんなにサシが入ってたっけ?... 数日前に同業者の方と話したときの会話ですが

記事を読む

「ある精肉店のはなし」はいのちが肉になる素晴らしいドキュメンタリー映画です

本橋成一氏(真中)の「屠場」という写真集は衝撃的だった。私なんかはある意味見慣れた光景ではあ

記事を読む

韓流焼きしゃぶチャドルバギ(차돌박이)を近江牛ブリスケでアレンジ

韓国へは数えきれないほど行っているが チャドルバギ(チャドルベギともいう)を食べたのは初め

記事を読む

また食べたいね、といっていただける牛肉

昨日は、近江牛のセリでした。 通常のセリではなく、共進会といって枝肉の品評会で わか

記事を読む

焼肉は歩んできた人生そのものであり店主の人柄が味のような気がします

近江牛のマル(シンタマ)をじっくり火入れすること2時間半、お見事です!肉に味があるのでただ焼

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930