20th 肉Meetsは近江牛と梵のコラボ、そして料理はイタリアン
友人のクラビシュ佐野吾郎さんとのご縁で実現した今回の肉Meetsは、梵の蔵元、加藤さんご夫妻をお招きしてサルティンボッカにて開催させていただきました。
数ある日本酒のなかでなぜ梵なのか、、、ということですが、私が個人的に梵シリーズの「団」を正月の酒として数年前から愛飲していること。さらに梵はシリーズすべて熟成させた日本酒であること。そして、梵は口当たりがまろやかで、肉との相性が抜群に良いという点です。まぁ、簡単にいえば私が梵のファンということです(笑)
加藤さんのあいさつから梵のプレミアムスパークリングで乾杯です。
さて、いよいよスタートです。最初の料理を撮り損ねましたが、1品目に合わせた梵は、こちらの「極秘造 純米大吟醸」です。
日本で最初に市販された大吟醸酒だそうです。0度で3年間熟成させているそうで、その口当たりはかなりまろやかでした。
2品目は海の幸のカルパッチョ
私がいつもオーダーするサルティンボッカの定番。お酒は梵の特撰純米大吟醸です。
私が一番最初に梵にハマったのがこれ。渋みや苦みを感じつつ爽やかな味は当時日本酒が苦手だった私はかなり衝撃でした。
3品目も、写真を撮り損ねたので私の写真でも(笑)
内容は、近江牛タンのコンフィとキモ、ハツ、ハチノスのステーキ&リンゴのソースです。
昼過ぎに入荷したものを速攻でサルティンボッカへ届けた超新鮮な内臓たちです。恐ろしくうまかった。そして合わせたお酒は、ご存じ日本の翼 純米大吟醸です。
日本の翼は、政府専用機の機内酒に採用され、国賓をもてなす日本を代表するとして有名ですね。
4品目は、近江牛ホルモンとテールスープのミネストラ
このスープもサルティンボッカの定番で、しっかりファンがついている鉄板メニューです。そしてここでサプライズ、、、超吟生の登場です!
5品目は、近江牛タンのカルボナーラ
合わせる梵は、私が大好きな団です。もともと団は販売用じゃなかったそうで、蔵を訪問したときに飲んだ佐野吾郎さんがあまりのうまさに感動して市販にこぎつけたという、佐野吾郎さんにとっても思い出深いお酒です。
団は、冷酒と燗でいただきましたが、味の変化が楽しめてどちらもおいしかったです。
6品目は、60日ドライエージングした近江牛熟成肉です。
さすが60日熟成は、香がやや強めで団によく合いました。
メインは、梵の酒粕でマリネしたローストビーフです。
合わせた梵は、夢は正夢 純米大吟醸
オバマ大統領や松井秀喜氏、イチロー選手にプレゼントしたとして有名なお酒です。
この後、チョコスフレと紅茶のパンナコッタ、梵 吉平と続き本日2回目のサプライズです。
ブランデーのような天使のめざめ
〆はサルティンボッカの肉Meetsではおなじみの、紅茶専門店、京都セレクトショップ中野光崇氏のプチ紅茶セミナーです。この日は春摘み(ファーストフラッシュ)を淹れていただきました。
木下牧場さんからはその美さんにお話しいただき、藤井牧場さんからは徳夫さんにお話しいただきました。
肉Meetsは毎回、生産者にも参加してもらうのですが、今回は、蔵元の加藤さんご夫妻、販売者のクラビシュ佐野吾郎さんご夫妻、今回の肉Meetsで尽力してくれたクラビッシュ金巻さん、木下牧場のその美さん、幸夫さん、藤井牧場の徳夫さん、俊江さん、友人知人のみなさん、クラビシュが運営する地酒.comのお客様、さかえや店舗にお客様、梵を贔屓にしている飲食店オーナー、、、こういった関わりのある素敵なみなさまにご参加いただいてのすばらしい肉Meetsでした。
最後は、森本さんに締めていただきお開きとなりました。ここには書けないすごいことも実現しそうで3年後が楽しみです。
関連記事
-
時代はだれから買うか?
おいしいと評判のレストランを予約して(予約もなかなかとれないのでお店の都合に合わせてスケジュール調整
-
料理マスターズブロンズ賞受賞のロレオール伊藤シェフが短角牛の熟成肉を料理する
農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞の受賞者が発表された。 昨年が第一回目で、アルケッチャーノの
-
バザス牛をDABと吊るしで仕上げてカルネヤの高山シェフが焼くと言う贅沢な試食会
少し前になるが、フランスのバザス牛を輸入しているN女史から依頼を受けて私がドライエイジングと吊るしで
-
林家木久蔵×新保吉伸×メログラーノで一日限定ハンバーガー100個おかげさまで無事盛況にうちに終了しました
ブラウンスイス牛のスネ、ネック、ソトヒラ、ブリスケを水分調整して9.6㎜で挽く。肉汁はでない
-
肉Meets in Collaboration×6
Le14e@茂野シェフ(フレンチ)、IL DENTE DI LEONE@関シェフ(イ