肉Meets in 大分 × イタリア食堂タッカ whth 九州食肉学問所
公開日:
:
2014/06/14
イベント
東京や大阪など大都市で肉Meetsを開催するのは、大きな意義があるのですが、地方でやる地道な肉Meetsも私的にはすごく意義を感じています。都会のシェフに負けないくらいの素晴らしいシェフが埋もれていますし、活躍とチャレンジの場を僭越ながら用意させていただければと思っています。
飲食関連の雑誌で取り上げられている料理人はどうしても名のあるシェフばかり。どの雑誌をみても常連さんが多い。別にそれがどうしたというものでもないのですが、もっと地方にも光をあててほしいと思ったりします。あまりにもライターの好みが色濃く出ている記事や有名な料理人ばかりの登場回数が多いと飽きますね。
さて、今回はなぜ大分なのか。ということですが以前より情報モラルセミナーでお世話になっているハイパーネットワーク研究所さんとのご縁もあって、いつか大分で肉Meetsやりたいですね、、、という流れなのです。
ただ、店選びは土地勘のない私には厳しいので、知人の九州食肉学問所の山崎学長に協力をお願いしたのです。できれば地元愛たっぷりのシェフがいいということでタッカの吉川シェフにお願いすることになったのです。
今回の目玉は、山崎学長がもっているブランド牛「九州南蛮渡来牛」を預かり私がドライエージングするというコラボです。さてどうなるのかと心配したのですが、結果はほぼ完璧じゃないかと思うくらい見事な仕上がりをみせてくれました。通常40日のエージングをするのですが、今回は時間的に余裕がなくて30日とやや短め。それでもすばらしい香りを纏って仕上がりました。
昼の部と夜の部の2回戦ということで、いよいよはじまりました。
DABモモのカルパッチョとブレザオラ
愛農ナチュラルポークのテリーヌとモモハム
愛農ナチュラルポークのサルシッチャとロースの低温焼き
コンソメスープ
メインのDABは、九州南蛮渡来牛のロースです。
焼き始めると、店内にはなんともいえない甘い香りが漂いはじめました。
昼夜参加の方々も、同じメニューなのに大満足のすばらしい料理の数々でした。
次回の九州@肉Meetsは、9月30日(火)に小倉のル・ルビーさんで開催が決定しています。
関連記事
-
吉田牧場でジビーフミーツな1日に全国から巨匠たちが集まったのでした
「これとこれは獲れた場所が違いますね」と草喰なかひがしの店主、中東さんさんが2匹の鮎を指す。
-
新保が手掛ける肉の特徴
「Lawry's The Prime Rib」のローストビーフ[/caption] 久しぶり
-
ELEZO 佐々木 章太×サカエヤ新保吉伸 一刀両断2人会
毎年、年初になると「佐々木さん、今年はなにか一緒にやりましょうか」とおめでとうがわりの第一声
-
愛農ナチュラルポークお披露目会 募集開始
三重県の伊賀市に日本で唯一の私立の農業高校がある。 あまり知られていないその高校は、愛農学
-
【第2回肉Meets】みずほキャビアはマイルドなおいしさだった
島根県邑南町の豊かな町でチョウザメ養殖。本来の味にこだわった極上のフレッシュ・キャビア[/capt